¡ ダハブ・ゲーム !
¡ Dahab Game !
【ダハブ・ゲームとは】
ダハブ・ゲームとは、エジプトの都市:ダハブを発祥の地とする……のかどうかは定かではないが、多分そこらへんにちなんで命名された、トランプゲームの1ツである。
ゲームはキング勢力と平民勢力(平民+探偵)とによって争う形式で行われ、ゲームの目的としては、他方の軍勢の殲滅が第一。要は、封建主義国家における領主vs民衆の全国一斉クーデターを縮図化したみたいなものである。
【ダハブ・ゲームに必要なもの】
・ トランプ …K(人数が多い場合はQやJも)、スペードA、Joker、凡数字カード ・ プレイヤー …6人程度〜 ・ プレイヤーの名札(或いは代用品) (・ 進行役)
【ゲームの方法】
〈役割〉
・ K(或いはQ、J) …キング :下剋上を力で制圧する感じの暴君です ・ スペードA …エース探偵 :血気盛んで暴動の煽動をする下級探偵です ・ Joker …ジョーカー探偵 :為政者に嫌われがちな腰の重い上級探偵です ・ ナンバーズ …平民 :いつだって搾取される運命にある無知な凡人です (・ 進行役 …神 :事の成り行きを黙って見守る模範的な絶対者です)
〈進行〉
α) 人数+1枚のカードをシャッフルし、場に散らして、各自で1枚ずつ取る
(※この時、キング側:平民側の比率を 1:3 程度に設定するのが吉)β) 自分のカードを確認し、裏返しにして場に戻す γ) 全員目を閉じ、キング全員が目を開いて互いに確認する。その後、再び目を閉じる δ) エース探偵が目を開き、誰か1人のカードを見、目を閉じる
(※この様に身体的な動作を伴う場合、行動者の識別を妨げる為に全員で雑音を立てる――などといった協力を前以て打ち合わせして置く事。神(=進行役)が居る場合、神が動作を引き受ければ、必ずしも雑音を要さない。また、いずれかの探偵が存在しない場合も、あたかも存在するかの如くに進行させる事)ε) 全員が目を開き、ディスカッション ζ) 或る程度ディスカッションが煮詰まったら、「ファースト・インプレッション」として、殺したい人物のカードに名札を置く η) ζを受け、再びディスカッション θ) 「ラスト・インプレッション」として、殺したい人物のカードに名札を置き、最も多くの票を集めた人物が殺害される
(※同数票が有った場合、これを「ファースト・インプレッション」と同一視し、ηのディスカッションに戻る)ι) 全員目を閉じ、キング全員が目を開いて総意で誰か1人を無条件に殺害する。その後、再び目を閉じる κ) 全員目を開き、殺害された人物を確認してから目を閉じる λ) ジョーカー探偵が目を開き、誰か1人のカードを見、目を閉じる μ) ε〜λの繰り返し
(※ジョーカー探偵が殺害された場合、λを飛ばす)ν) キング勢力または平民勢力のいずれかが全滅した時点でゲーム終了
【スムースな導入へのアドヴァイス】(5項目。炙り出し)
・ 神=進行役は交代制でやるのがベター ・ キングが自らキングだと名乗り出るメリットは皆無 ・ キング勢力にとって最も厄介なのはジョーカー探偵。なので、ジョーカー探偵も尚早に身元を明らかにするメリットはゼロ ・ エース探偵が嘘を述べるメリットも無い ・ 実際には、キング勢力が数的優位に立った時点でクーデターは確実に失敗。神=進行役は無駄に続く一揆を阻止し、速やかな投降を勧告する事